こういうときこそ田中君の力を借りよう

言葉にして霞み出す程の記憶なんだ、でもね。いつの間にか僕には染付いてたんだ、集めるよりはやく離れて行きそうなのに。忘れられるものなど見つからない。何処かで君が、何処かで君が、見つめてる様だ、見つめてる様だった。立ってられるのはもう少しなんだ。間違いはないのか?間違いはないのならいつもの様な、いつも在る様な暗い朝待焦がれてる、忘れられるものなど何も無い、何処かで君が、何処かで君が、見つめてる様に、見下してる様に、いつまでも鳴響いていた。君が見つめてるなら 見つめてるなら――僕はどんな顔していよう?
愁眠 grapevine written by Tanaka Kazumasa

パンターニのことを思い出す。あとちょっと。