2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

自分はむしろ「過履修」→「受験失敗」の環境にいた気がする。

ちょっと前のことになるし、新指導要領のぶっちゃけ施行前なんだけども、高校の必修履修規定は情報以外ほとんどかわりがないので、ちょっと考えてみた。 うちの高校は今回の騒動と無縁だったんだけども、むしろ余分なものまで履修させられまくった気がする。…

〈内面〉論のメチャクチャな発生にみる、大塚英志の論理的欠陥

たまたま吉本隆明『マス・イメージ論』が手元にあるので、大塚英志が割と近年の彼の総括である『「おたく」の精神史 一九八〇年代論』や『教養としての〈まんが・アニメ〉 講談社現代新書』などで少女漫画の通史を作成する際に用いる〈内面〉モデルの成立に…

美しいひとが容姿を自覚するのが好きすぎる

TV

金曜日のミュージック・ステーションにファーギーが出るので宣伝。 Black Eyed PeasのFergieが好きな理由についてちょっと書きたい。 FergaliciousのPVはみんなチェックしたかい。現在You TubeでMost Viewed2位。すぐに1位も追い越すでしょう。 2位の方は一…

吉野朔実『エキセントリクス』巻末解説における黒田硫黄と守中高明の「絶望的なまでのすれ違いという相似」は何故起こったのか、『少年は荒野をめざす』『ジュリエットの卵』を引きながら考える、そして『恋愛的瞬間』と少女漫画について(メモ)

少女漫画評論界において「多様である」もしくは「多数である」ということの価値を認める動きが盛んであることは、そして私もその波に半ば自覚的に乗って少女漫画礼賛を続けてきたことは、この日記を読んでいる人なら察しているかもしれない。察していなくて…

すでに20回は見た 『Rent』ファンはDVDを買うべき!

1980年代後半、ニューヨーク。Rent、家賃すら払えない芸術家たちの集まるまち。しかも、今年の家賃ですらなく、去年の家賃! そんな人々は、偏見と、エイズと、貧困と闘いながらその日その日を全力で生きていた、というお話。メインテーマは、NO DAY BUT TOD…

これぞトキメン漫画の教科書 やっぱり面白い『スキップ・ビート!』14巻

関係ないですけど、今、日記の更新なんてどうでもいい位に頭がぶっとんでしまっていて、箸が転がっても面白いという、自分の中ではわりと理想の状態にあるので、実はあんまり漫画を必要としていなくて、あまり買っていません。ただ、『スキップ・ビート!』…

ジュリエットの卵めも

ジュリエットの卵 (3) (小学館文庫)作者: 吉野朔実出版社/メーカー: 小学館発売日: 2001/02/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見る帰ったら手直しするめも。壮絶な脱出失敗を描く作品。さくひんとしてしっぱいなわけで…

半年で英語が話せるようになった私の勉強法(ついでにTOEIC Aランクも実現)

前回の無言の日記−五月の庭 英語が話せる・書ける・読めるようになるための3つの能力では英語を勉強する上での思考法をご紹介しました。まとめると、英語を勉強する上での意識改革が非常に重要だということで、今まで英語学習に使われたカテゴリーを忘れ、…

英語が話せる・書ける・読めるようになるための3つの能力

私も、誰もが経験する、今度こそ英語を勉強するぞという意気込み→空回りのループを繰り返した末、ようやく英語が話せるようになったひとりです。ラジオ講座だの参考書だのを無駄に買っては、ほとんど触りもせず箪笥の肥しにし、その癖して英語が話せることに…

8巻元ネタ更新

母をたずねて三千里、ミラーマン、盗撮アナのネタ追記しました。→魔人探偵脳噛ネウロ8巻に掲載されたネタまとめ 情報ありがとうございました。

男の子が女の子にトキメキまくる少女漫画の潮流「トキメン」を探れ!

自己紹介 lepantoh(以下lep):名前が二つある人は、魂が二つあると言います。そこで今日は対談形式で、岩瀬坪野さんとのインタビュー形式で話を進めていきたいと思います。 岩瀬(以下岩):こんばんは「夢見る学生」岩瀬です。好きな名前が2つあるキャラ…

魔人探偵脳噛ネウロ8巻に掲載されたネタまとめ

表紙は逢沢綾(アヤ・エイジア)。私事ですが、この巻収録分から、全部リアルタイムで読んでいました。こうやってみると今回の巻ってつなぎの巻なのかなぁって思います。というか、前の巻で8・9巻収録分や人気投票にも絡めて祝・7カァン! それでも『魔人探偵…

あたしにとっては、つまんなくなったわ 『君に届け』2巻 椎名軽穂

って、思わずオネエ言葉になっちゃうくらい、いやぁ、若い子っていいわねハイハイって感じ。ネットのレビュワーさんがこれからどういう評価をするのかはわからないけれど、わたしにとってはなんだか本当に拍子抜けだったわ。いちおう、新生別マの代表作にな…

高慢であること 高尾滋『てるてる×少年』−『ゴールデン・デイズ』に絡めて

てるてる×少年 第11巻 (花とゆめCOMICS)作者: 高尾滋出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2005/04/19メディア: コミック購入: 2人 クリック: 14回この商品を含むブログ (32件) を見る『ゴールデン・デイズ』があまりに素晴らしいので、最初の方で止まっていた『…