これぞトキメン漫画の教科書 やっぱり面白い『スキップ・ビート!』14巻
関係ないですけど、今、日記の更新なんてどうでもいい位に頭がぶっとんでしまっていて、箸が転がっても面白いという、自分の中ではわりと理想の状態にあるので、実はあんまり漫画を必要としていなくて、あまり買っていません。ただ、『スキップ・ビート!』に関しては、Google先生もご贔屓にしてくれているし……と思って購入しておいたら、なんかもう異様に面白かった。なんだこりゃ。
スキップ・ビート! (14) (花とゆめCOMICS (3005))
- 作者: 仲村佳樹
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2006/10/19
- メディア: コミック
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いやあ、これはいいトキメンですね。トキメンの教科書ですね。少女漫画の超最先端で究極ですね。よくわかんないひとはリンク先の過去ログ読んでね。
ついでに、今回は不破尚の悪役王子っぷりもナイス過ぎました。頭の中が、つるがれんつるがれんモードから、ふわしょうふわしょうモードになりましたもん。わたし、ジャニーズの中では松本潤がたぶん一番好きなんですが(次は稲垣吾郎かなぁ、あの明治大正っぽい感じ)、それはTVの前に陣取って「松潤キモい!」「ウザい!」「なにこの髪型!」とか言いながら本当は松潤を愛しまくっている、TVとかにでていると「ちょっと!2分見逃しちゃったじゃん!」とあわてる、そういうプレイを家庭内で楽しんでいるんですね。そういう(どういう?)ヤラれ王子が異様に好きで、『ナデシコクラブ』の葉とか『桜蘭高校ホスト部』のキング環とか好きなんですけど、それにバカで悪を加えたら不破尚になった。倒すべきライバルで憎き裏切り者なのに、彼の地位やプライドが自分のものとして内在化できるのが、単純につくりとして面白いし、見せ方としてはさすがです。その点レイノ君はまだちょっと弱い。
とりあえず敦賀蓮関係は伏線が多すぎて……父親は保津なのか? 子供の頃どこか海外にいたのか? なんで恋愛できないのか? などなど、ちょっと溜めすぎなんですよね。本人の動きっぷりに比べて。その点、松がでてくると話が否が応にも進むので楽しいですよ。松がいないと蓮はなんにもしないんじゃないですかね。
ようやく連載に載っている分に追いついたので、明日の『花とゆめ』もとっても楽しみになった1冊。ちなみに5日発売の花ゆめにはスキビ!も『ゴールデン・デイズ』も『親指からロマンス』も載ってなくて、まるでネウロとアイシと太臓がないジャンプのようであったのであった。