『アナと雪の女王』で帰納的ドイツ語学習ができるか実験してみる

できるだけ努力しない努力します。


私がApple製品を使う最大の理由が、「iTunes Storeが便利だから」です。今はAndroidGoogle Playでのデジタルコンテンツ環境も充実しているのかもしれませんが、Android OSが出来る前から、秋葉原などで米国版iTunes Cardを買って日本公開されない海外の映画・ドラマ・本を見ることが出来ました。今はさらに世界中のiTunes Cardがネットで販売されているため、外国語の学習にはもってこいです。

日本での『アナと雪の女王』の公開が遅過ぎて、アメリカのiTunesでの発売の方が早かったので、私は公開前に『frozen』を購入して多分50回以上見ています。いい感じで台詞も頭に入っているし、元々英語学習初期には『オペラ座の怪人』のCDを暗記していました。歌だと覚えやすいですからね。

そこで思ったのです。「これ、他の国の言葉で見れば、その国の言葉ができるようになるんじゃね?」

ドイツ語を選んでみたものの、覚えることの多さにびっくり

とりあえず、手っ取り早く、大学の第二外国語でその癖ほとんど身に付いていないドイツ語から始めることにしました。本当はロシア語が出来ると良いなと、また英語『最強のふたり』が好きなのでフランス語にも興味があるのですが……その癖ドイツ語は好きな音楽や映画も本もないし、行ってもつまんなかったんですけど、なんか好きなんですよね。ドイツも、言葉も。
とは言え改めて学習すると、名詞の性による冠詞・形容詞の変化、格による人称の変化あたりは既知のものとして納得できますが、複数形にあまり規則性がなくsがついたりesがついたりウムラウトになったりし、かつ格変化しやがるため、基本全暗記しなくてはいけないというのが驚愕、こんなの覚えられる人いるんですかね?こんなところで心が折れるのもばかばかしいので、勝手に覚えるのを待つことにします。
学習時覚えていた単語は50以下だと思います。


画像に映っているのはアドレス帳(300円)で、これを単語帳代わりにしています。フラッシュカードよりも薄くて便利ですよ。

やる気がない前提の学習計画=帰納的学習法

そもそも海外在住経験ゼロでTOEIC965点を達成しているので、外国語がどのように取得できるのかは分かっているつもりでした。問題は、続かない。なので、もう続けないことにしました。嫌になったら、やめます。今の所、アナ雪ドイツ語版『Die Eiskönigin – Völlig unverfroren』を30回くらい見てるか聞いてますが、まったく苦にならないのは幸いです。
1日目〜3日目は、単語単語しか覚えられませんでしたが(the door!がdas Tor!だとか)、2日目〜7日目ごろにはだんだんとサビが歌えるようになってきて、2週目ともなると、「意味はわからないけど、このstärkerという単語は何回か出て来るな、しかも英語でstrongerというところで…」といったことも分かるようになってきます。

英語版をほぼ暗記しているので、『あれ、こういう単語なんだ』と興味が湧き、そこから逆引きして文法書や辞書を紐解いています。こういう学習法は帰納法と呼ばれているようですね。



moleskineに左はドイツ語、右はその英語訳(英語詩ママではない)、下に知らなかった単語を書いています。


【興味ないのでしないこと】無理な暗記、多すぎる活用形との格闘系統立てた文法学習
【興味があること】基本的な冠詞・動詞の暗記、気になった文法学習、語順の学習、歌詞と台詞の暗記、「学習法」の研究

一応成果測定で独検受けようと思います。とりあえず目指せ4級。また報告します!