オタク話とか好きだよねはてな市民って←こういう言い方がね、ダメなんだよね、おまえもはてな市民だっつう
hateneさんのリンク集から拾い読みしたんですけれど、私はテレビを見ないので*1マスコミの偏向報道がどーゆーものなのかが全くわかりません。わかったとしても別にそんなに反論しないとは思います。
ただ、最初の方は自分が(ともすれば)オタクだってことをすっかり忘れていて、外側の人の目線で見ていたんですけれど、「オタク」とは性向や性質であって、特定の人の集団へのラベルではないと思っている(urouro360さん)といわれてみて、ああ、そういえば私もここでやっていることは十分にオタクに値するんだと初めて気がついたのでした。遅い。
そんな感じであんまり興味はないんですけれども、仮に「20歳女子が小学校男子を誘拐、自宅にはやおい同人本が」って事件があったら、私だってやっぱり不快になるだろうし、少し反論すると思います。ちなみに私はやおいは好きではないし*2、ジャニーズとかウエンツとか成宮とか実際の美少年にも興味はありません。というか漫画の登場人物には共感はするけど恋はしないし、ここで少女漫画の「少年」について語るときも、ショーネンが果たす役割について語っているつもりなんだよなぁ。だから私はゲイと気が合うし、KABA.ちゃんとか見ていると本当に和むんだけれども。大高博幸先生は当然心の師。
↑こんな感じで言い訳して終わるんだろうなぁと思います。
というか少年引っぺがすことなんかよりもするべきことがいっぱいあるし、どうせ法を犯すならやっぱりキル・ビルよろしく復讐しにいく方がいいなぁ。
どちらにしろ、幼女萌えのない私には、同じオタクでも関係のないオハナシ、というお話。
あとペドという単純で簡単な問題 その2なんかにある
つい30年前までは同性愛だって「異常者」と見なされ、バレたら刑務所行きだったわけです。それは「マイノリティである」というその一点にかかった偏見によるものでした。
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ゲイだってそうですよね。ゲイである事はかまわないが、男性が男性をレイプをしたら捕まる。当然ですね。
といったよく解らない例示を見ていると、どうして自分たちのことは解ってもらいたいと必死なのに、ゲイには不理解なんだろうと不思議に思ってしまうのですが。ゲイとオタクを並立して語るのは無理である気が。だって「ヘテロだってそうですよね。ヘテロである事はかまわないが、女性が男性を、男性が女性をレイプしたら捕まる。当然ですね。」と全く変わらない文章じゃないですか。そのゲイを引き合いに出す糾弾の点では有罪責任abcに賛同します。*3
あとはよく「ファンタジーと現実を分けているから大丈夫」っていうけれども、ファンタジーを現実に持ち込もうとしたからそんなことになってしまうのではないだろーかという問いはガイシュツですか。そうですか。つまり犯人は現実の女の子を犯そうとしたのか?っていう疑問。「騒いだから殺した」っていう殺害理由を聞く限り、どうも現実の女の子をファンタジーに見立てて犯そうとしたんじゃないのって感じがするんですけども。だってそりゃ騒ぐよ普通って思うでしょう。騒がないことを想定していたのなら、彼は現実の幼女を犯そうとしていたというよりファンタジーを犯そうとしていたんだろうし、そこで「彼は現実と空想の見分けがつかなかっただけで、自分たちは大丈夫」って言えるのか?って思う。少なくとも私は現実と空想の区別なんてつかない、はっきりとは。