新選組!第13回「芹沢鴨、爆発!」
水曜日くらいから「あとちょっとで新選組!だ。爆発だ」と繰り返す。もーだからなんでこんなに面白いんだか。
- 山南と源さんはデフォルトな私の萌えポイントを突いてきたけれど、なんか最近平助がいい味だしてる。宿屋を確かめるシーンだけでも、「ああ、平助だなぁ」って思わせる。中村さんの演技が上手いのかな?後に彼には悲劇が待っているようなんだけれど、ええー。嫌だなぁ。
- 割と前回の感想で書いたことを地で行く展開。
- 見方・描き方をちょっと変えるだけで、今回土方のしていることって実は損な役回りになる。芹沢に謝りにいくのだって、土方はそんなことを進んでしたがる程プライドが低い人間ではない。「上手いっ!」って言った時誰もが違和感を感じた筈だ。そして事態を収拾するという美味しいところは近藤さんに持っていかれてしまう。何故土方はそんなことをするのか?話は単純で「土方のプライドも未来も純粋なところも評価も全て近藤勇に託している」からなのだ。
- 近藤の失態を土方が取り繕う(鴨に鶏小屋の件を謝る)シーン。これは自分を汚すが、彼の大事な部分を持っていてくれている近藤の面を汚すことはないし、威厳を保つことが出来る。
- そして最後、近藤が芹沢に頼み込むシーン。あそこで近藤が得た信頼と評価を、そのまま土方は共有できる。「近藤勇」を矢面に立てないために自分が代償になることによって、実は土方は途方もない利益を得ているという構図。
- でもこれって結構怖いと思うんだよね(前回も書いたけど)