プライドをかけたジャージ争奪戦

黄色と緑と赤玉と白いジャージ(参照)があります。黄色がいわゆるマイヨ・ジョーヌ(フランス語でジャージ・イエロー)というやつで、自転車選手が一度は着てみたいと夢みるジャージです。ジャージ。ただのジャージ。されどジャージ。ご存知ないとは思いますが私は傍目には意味のないものに価値が与えられているというのが大好き。最初みた頃は「ジャージ?」と思っていましたが、今や生まれ変わったら自転車選手になってあのマイヨに袖を通したいと願うほどになりました。
ま、黄色や緑はいいんですよね。白なんか万人受けする。問題は赤玉ジャージで、スポンサーがお菓子会社だったとのことですが、もうここまでくると着るか着られるか、という切実な問題になってきたりして、これを着られる山岳得意な選手は自らの足以外のモノを試されているわけですね。その点ではリシャール・ヴィランクはフランス一の色男なので、問題はありません。