UNATTAINABLE

書かないでいると、なんだかすべてを忘れそう。
 
人はうざったい人間に出会う。我慢できない人種がいる。でも人種が全く気にならないようにさせるような、魅力的な人間が百人に一人くらいいて(人間がデカい人はもっと高確率かも)、たいてい友達ってのは、最初はなんてことないところから始まって、だんだん良さがわかるけど、その魅力あふれる人間はそれを一秒で終えて、そのあと数万時間にわたって、立ち振る舞いや表情や声や記憶や夢まで使って私を侵食してくる。
私は最近そういう人間に同時に二人会った。はじめはなんてラッキーだろうと思ったが、春休みに入って彼らは悩みの種にしかならないことに気付きはじめた。つまり、二人とも私を必要としてないってこと。

 
その時単純に、自分以外と楽しくやっていく彼らが想像できないのが恐い。だってあんなに楽しいのに。そーなると、君さえいれば世界はきっと、と思うけど、その『君』がいない状態では、『君になれる人がいれば』私はきっと、とか思ってたんだろうな。実際彼らが私の人生にいてくれたら、人生違ってるだろう。けど、彼らの前じゃ、楽しむのに精一杯で、おうちにかえったら自分を卑下することに忙しかったなぁ。彼らがいなくなった状態なんて、考えたことなかったなぁ。
 
せめてシンガポールあたりでマーライオンみてがったりしたい

疲れすぎて寝れないは浮かれすぎて寝過ごすに似ていて疲れも浮かれもしない人生を一瞥した