ONE PIECE 37巻 だから回想はつまんないんだって
- 作者: 尾田栄一郎
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/04/28
- メディア: ペーパーバック
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正直誰が船を降りるのかが気になって惰性で読んでる。
これが評判悪い回想シーンかぁ。カルガラとノーランドの話。神とは何か、というテーマにもともとの娯楽を求めて読んでいた読者がついてこれなくなった感じがします。私然り。
陽気なジャヤがクーデターが頻発する町に変貌したりと、尾田さん的には世界で何かが起きているのを描きたいんでしょうけど、アバラスタ?アラバスタ?編のつまらなさとお粗末さがあったんで、お国騒動とか神とか言われるとどうも粗探ししてしまったり。今回のはどうなんですかねぇ?神をこう単純に否定していいんでしょうか。しかも国が潰れるとかなんとかな時に主人公が「オレは鐘をならすんだァァ!ドン!」とか言ってていいんでしょうか。この落差が感情移入を阻んでるとゆうか、「国は関係ねェよ」っていう主人公でお国騒動書くのがアレっつーか…。
あんまり意見は変わっていないですね。しかしサイファーポール9?は強いなぁ。主人公の腹に風穴開いてました。半分はまたまた回想シーンなので退屈です。その点浦沢直樹の回想は上手いよね。この人も、メリーベルさんやサンジの話はよかったんだけど…チョッパーあたりから冗長になり始めたのでは…しかし下船するのがサンジでなくてよかったですよ萌え。