今日のマモノ、今日の農協、今日のTモバ

  • 今日のマモノたん

昨日はツール史上最も笑いましたが、今日はツール史上最も早い第4ステージで号泣
というのも実は、ザブリスキーのオフィシャルサイトが不思議ちゃん丸出しでかわいくって、思わず今日の朝ブックマークした直後だったのです!これから選手のことを良く知っていこうという矢先に、その選手がマイヨ・ジョーヌをあんな形で失ったなんて。いつ見ても、最早自分の物ではないマイヨを着て走る選手と言うのは辛い(例えば一昨年のシャンゼリゼゴール後のマキュエン)のに、ザブリスキーマイヨ・ジョーヌを、自らのミスで失い、黒ずんだマイヨに痛む体を引きずって、衆人環視の中ゴールを目指さなくてはならなかった、ただマイヨ・ジョーヌを脱ぐために。
 
私がツールを見始めた頃は、TTTでなんと出走が早かった農協(クレディ・アグリコル)がぶっちぎりで優勝したことがあったんです。なぜなら途中から雨が降り始めたから。偶然に味方されトップ10を農協の選手が埋めたので、選手の名前を覚え、次第に農協のファンになっていきました。その影響で、次の年も一番楽しみにしていたのはTTT。その年にはまだオンセがいました。それからUSPS(現ディスカバリーチャンネル)の連勝が始まって、TTTは見せ場を失っていたけど、今日は違った。T-Mobileの本領発揮の走り、リバティ・セグロスの頑張り、そしてCSCの……CSCが残り六キロで、暫定トップのディスカバリー2秒上回っていたときの興奮!
それを思えばいいTTTだった筈なのですが、なんだか心苦しいです。
ザブリスキーに言いたいのは、初日のITTでもしランスのペダルが外れていなかったら、君のマイヨはなかったかも知れないってこと。運命の神様の匙加減ひとつで、ひとびとは簡単に翻弄されてしまうけど、いつかザブちゃんがマイヨにつけた汚れが勲章になる日が来ると思います。ランスが自分の病を、弱さを、人間的な至らなさを、リュズ・アルティダンでつけた汚れを、受けた傷を、勲章にしたように。明日からまた頑張って。
俺的敢闘賞はザブリスキーに。

  • 今日の農協

5分間だけの1位の夢

  • 今日のTモバ

やっぱりディスカバリーはつよいね。でも35びょうさなら、例年より全然マシだって、誰かきづいてくれないかなぁー。みんな、ぼくがおわった、とか、ことしもランスだっていうのが、すごくすきみたいだけど、ぼくはそんなことはきにしない。だって、ぼくにはすばらしいチームメイトがいるんだもの。クレーデン、そしてヴィノクロフ、このふたりはぼくがたいじゅうをコントロールできなかったり、がけにおちたり、おなかをこわしたり、むすめから風邪をうつされたり、リアウインドウにつっこんだりしたときに、ぼくのせいしんてきな支えになってくれるだろう――ぼくより強いという点においてね。だから、ほんとうにぼくはだいじょうぶなんだよ。ぼくの最大のらいばるは、アームストロングだ。アームストロングの最大のらいばるが、ぼくじゃないだけで。 J. うるりっひ