昨日の話の続き

読み返して、初読より全然面白いと思った漫画。

タイトルがいいなぁ。名前がつけられない私にはあんな素敵なタイトルがどんどん浮かぶなんて羨ましい限りです。「重い実」「春と嘯く」などなど。

最初に読んだときはあんま意味を理解してなかった。すごい読み辛い漫画だとは思う。ある意味『大日本天狗党絵巻』とか『鋼鉄クラーケン』より読み辛いよ(後者は意図的な絵的読み辛さなんだけど)。あたしも吐くくらいなにかに熱中してみたいねぃ。

  • 『恋愛的瞬間』

最初、主人公のハルタ君が一目ぼれする遊馬って女の子が嫌いで、全然面白くなかったんだけど、遊馬そっちのけで読んだら面白かった。とくに、自分が傷つかないためにレベルの低い男とばっか付き合う“かしこ”の話が好きだなー。

「強いて言うなら 身長170cm以下 体重60kg以下 今回は妥協しました」
「なにそれ」
「だから私がつき合う男を選ぶ時の条件よ」
「なんで」
「部屋の中でジャマにならないから」
「ばかたれっ」「しねっ」

すてきすぎる。