キーワード、ジョン・マネーについての些細な間違いを訂正しました

3者関係をイメージ。

学校のレポートで、とある文学作品における人物のジェンダーの起源について、ジェンダー評論的に読みとく試みをしている(そういう真面目なこともやってるのです実は)。話題の『性の署名』『ブレンダと呼ばれた少年』も一応参考までに読んでいるのだが、内容や解釈とは別に些細な間違いがあったのでそれを訂正する。

1967年、そのマネーの元に恰好の患者が連れ込まれる。当時生後16ヶ月だったブライアン・ライマーとブルース・ライマーは双子の兄弟だが、割礼中に起きた事故によってブライアンのペニスが焼き切られてしまう。弱り切った両親に頼られたマネーは、ペニスを失ったブライアンに性転換手術を施してブレンダという女の子として育てるよう勧めた。

ということだが、単純にブルースのブライアンの名前が逆で、事故に遭い、ブレンダと呼ばれ、後にデイビッドになったのはブルースの方である。一応2つ以上のソース(本とwikipedia)で確認したので、兄弟の名前を入れ替えておいた。これだけ色々と編集において言われてきたキーワードなので、何を編集したかとお思いだろうが、内容は非常に単純である。私自身はこの論争ではフェミニスト側であり、ジェンダーフリーも支持しているが、私自身はフェミニストではないことも付け加えておく。私は一読者として、昨年の5月ごろからこの問題に関わり原案を苦労して作ってくださったid:macskaさんのエントリを拝見していたので、お知らせのトラックバックを送っておきます。