なにがいいたいのだねちみは、で終ってしまいそうな『ロード・オブ・ウォー』
- 出版社/メーカー: 日活
- 発売日: 2006/06/09
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この映画を見終わっても、結局ニコラス・ケイジの演じたユーリが必要悪だとか、彼には彼の論理があってとか、そういうふうには全く思えなかった。どう考えてもこれは戦争反対の映画だし、銃社会に関するアンチテーゼ。なのにユーリは改心もしなければ罰もうけない。ひーたーすーらーモノローグで見せているのに、作品全体のメッセージは別のところにあるような二元構造がなんだかスッキリしなかった、です。
そういえば最近Fergieの"Fergalicious"のビデオに出てくるポータブル・ミュージックプレイヤーがサムスン製の新発売のそれで、PVが宣伝に使われているというのを知った。FergieのMyspace.comのページにはでかでかとバナーがあるし(Fergaliciousが演奏されるので注意)、クリックするとPVと連動したキャンペーンページに行く。これあれね、「トゥルーマン・ショー」そっくりね。
ちなみにタイトルは英語として間違っていて、本当はWar Lordだって訂正するシーンがあるんだけども、そんなのわかんないと思った非ネイチブ、な1本。