中東情勢を英語で知るために必要な33単語 33 words you need to know to keep in touch with Middle East

No. 品詞 単語  意味  派生/用例
1 adj intact  損なわれていない、無傷で ex. Ceasefire is intact
2 adj sectarian  分派の 宗派の n - 分離派信徒
3 n ceasefire (also cease-fire)   停戦
4 n truce (一時的な)休戦
5 n violation  違反 Ex. Ceasefire violation
6 n crater  噴火口、穴、クレーター
7 n cessation  停止、休止、中断
8 n hostility(不可算)  敵意 -ies 戦争行為、交戦状態
9 n raid  襲撃、侵入 vt - 襲撃する
10 n reinforcement  強化、補強、増援、援兵 vt reinforce 強化する、援軍を送る
11 n troop  軍隊、軍勢
12 n peacekeeping force  平和維持軍
13 n breach  違反、不履行 vt - 破る、破棄する
14 n halt  停止 ex. A halt to all unauthorized arms deliveries
15 n commando  ゲリラ隊
16 n fury  激怒 adj furious 激怒している
17 n pledge  制約、言質、公約 vt - 誓約する
18 n blockade  封鎖、封鎖部隊 vt - 封鎖する
19 n detention  拘禁、居残り
20 n capture  占領、捕獲されること v - 占領、捕虜
21 n deputy 代理人、副官
22 n crackdown  取り締まり
23 n pilgrim 巡礼者
24 n impartiality(不可算)  公平さ
25 n envoy  使節 ex, UN envoys
26 n imam イマームイスラム教指導者) 類)カリフ Caliph
27 vt bolster  支持する
28 vt plead 嘆願する/弁護する n plea 嘆願
29 vt detain  拘留する n detainment 拘留
30 vt burst  爆発する
31 vt seize つかむ、逮捕する/意味をつかむ/強奪する
32 vt disrupt 乱す
33 vt massacre 大虐殺する、皆殺しする/圧倒する、完勝する n - 大虐殺


なにこの禍々しいリスト


と思ったけど、これが現実なんだよね……OTL
ニュースを読んでいてわからない単語をためていったらこんな風になったんだけど、そりゃわかんないよね。俺、日本に住んでるしさ。リストは「わかんない単語」「こうやって言うんだと思った単語」しか入っていなくって、もちろんassault*1とかkidnap*2とかambush*3なんて言葉を見ない記事の方が珍しいくらいです。

*1:vt.暴行する rapeの公式な語としても使用される

*2:vt.誘拐する

*3:vt.待ち伏せして奇襲する/n.伏兵

正直あたしには解んないのよね情報ってヤツが

だってこんなに読めない



唐突だけど「リテラシー」とか「偏向」という話題が苦手です。


リテラシー」に言及している人の9割が「俺にはリテラシーがあるけれどお前らにはない」という文脈で使っている気がします。怖いです。「もっとリテラシーつけなきゃ」という謙虚な人も、リテラシーということにコンシャスである時点で私は抜け出ているとか思っているように見えたりします。怖いです。誰だって、自分の得意分野以外には、リテラシーなんぞ存在しないように思える、というのが、私の見解です。その通り、私は「気がします」「見えたりします」「ように思える」を振りかざし、メディアリテラシーの真逆を行く理論でメディアリテラシーを苦手だと宣言します。別段否定はしないけれど、苦手は苦手です。


さらに言えば、読解力や偏向そのものが焦点に摩り替わる瞬間が嫌いです。「この文章はこういった意図で書いたのに、君はそれを読めていないのだ」とか、「このような事実があるにもかかわらず、この文章は読者に誤解を与える」といった論調がダメです。なんだその俺は全てを知っている調は、と思うと同時、君は偏向していないとでもいうのかね、とも思います。リテラシーや偏向や事実誤認や読解力や、そういったモノそのものを扱うと、その人の主張が見えづらくなります。そんなことを言う人の主張は無視すればいい、と思うかも知れませんが、「君はこういう風に誤読している。偏向している」と言われる場合たいてい相手と“認識の相違”ってーやつがぁ生まれるので、「いえ、誤読しているのはそちらです」という応酬になり、いつのまにか議論は本来いるべきフィールドを恐ろしく離れていることが多々あると思うのです。


君はさっきから一体何の話をしているのだね? と賢明な読者さまに思われてそうですが、リテラシばなしの起こるところ、大抵こういうことは起こっていると思います。実は、私自身の身にはあまり起こったことはないのですが。いちおう、リテラシ好きさんのフィールドに立つため、「ソース」を示すと、“私が見て、知って、かつたまたま記録していたのでソースとして提供できるもの”では、一連のはてな界隈のフェミ・ジェンダーに関する論争でそれが見て取れると思います。おいらのブックマークのジェンダータグで話は追えなくはないけど、もう数ヶ月、いや、ジョン・マネー論争時代を含めるとそれ以上続いている流れだし、いちいち掘り出して提示するのがめんどいので、しません。だから、リテラシーって言われて怯えちゃう人は「あー、そういうことあるよなぁ」って思ってくれれば幸いだし、リテラシー大好きな人は「俺はリテラシーがあるからこの文章にはひっかからない」と思ってもらえればと思います。


何が言いたいのかというと、読解力とか、情報判断力とか、偏向というのは私の論点ではないから、そういう話に加わりたくないということでした。もちろん、最低限の文章読解力は必要ですが(そして、それが自分よりもないと思う人も、そりゃあ、たまにいますが)。わたしは、自分にリテラシーがあるなんて、とても思えません。しかも、私は偏向しています。メディアリテラシーがない人、というのはいつもいつも話題に上りますが、そういう風に自ら宣言している人を見たことがないので、なんとなく、言ってみます。

情報収集の方法がわからないという悩み


えー、これからが本題だったのですが(小声)。なんかどうでもよくなってきました。


まあ個人がリテラシーを高めること自体には全く反対していないのですよ。ただ私自身は、そこまで興味ないですけど。私はわたしの偏向と合致するメディアを比較的多く採り続けていくことを予感しているので。
そんな私だって情報そのものには興味があるわけで、出来るだけ知的興奮を味わえる様々なジャンルの情報に接し、かつ自分の好みや嗜好に合致した狭い情報をかき集めようとするわけです。後者はわりと上手くいってます。たとえば漫画なら、はてなブックマークの漫画ジャンルをRSSで読むとか、漫画情報サイトさんを巡るとか、mixiのトピックを定期的にチェックするとかで、それなりに情報は集まります。問題は前者です。


ちょっと前まで実家に帰省していたのですが、そこにはインターネット環境がなく、テレビばかりみていました。そこで私は普段ほぼ全く見ないテレビの面白さを久々に実感しました。まず、ある日みていたイブニング・ニュースのひとつの特集が、私の興味からは大きく外れながらも、とても面白く思えたのです。家に帰ってさっそくグーグル先生に聞いてみたところ、そのニュース番組の特集がほぼ抜け漏れなく存在していたのでのっけます。ほい。

「有給で過ごす教師の夏休み」

私が幼い頃住んでいた場所が出ていた、ということもありますが、この特集の良いところは、横浜市では、教師の夏休みの自宅研修(職専免研修という)内容を詳しくかかせたら、著しく取得日数が減ったという実例を出してくるところです。――暗に、今までは研修のフリして遊んでいました、と言っているようなもんだとか、社会人として日報と成果の提出はあたりまえだ、というツッコミはさておき、この特集は面白かったのでした。まさか田舎に帰って、夕方のニュースの面白さを再確認するとは思っていなかったので、不思議な気分でした(他には、自分の盗まれた車がネットオークションに出ているのを見つけ、自分で落札した人の話が面白かったです)。


もうひとつの発見はCNNでした。実家はケーブルテレビにパックで加入しており、CNNが見れたのです。ロンドンでテロ騒動が起こったときは、ずっとCNNを見ていたのですが、その情報があまりに私の興味と合致するので驚きました。批判を受けるかもしれませんが、私はプールの吸引事故とか鈴香容疑者の異常性とか靖国参拝とかにあまり興味が持てないでいました。CNNの"American Morning"ではテロ騒動と空港の混乱、対処法、犯人の関連の可能性の次に天気予報をやると、すぐにレバノン情勢を報じ始め、現地レポーターが爆撃跡を中継していました。特集もアジア・アフリカともに面白そうでした。CNNは世界的にはビッグなネットワークですが、この場合はわたしのニッチな興味に合致したというべきかも知れません。家族にその話をしたら「ハァ?お前何人だよ。じゃあアメリカでも行けよ」と、なにお高くとまってんだコノヤロー的目線を投げかけられました。えぐっえぐっ。違うんです。日常の新聞を読む感覚やニュースを見る感覚ではなく、趣味で本(多分Newtonみたいな)を読んだり、ディスカバリーチャンネルを見るような感覚でCNNが好きでした。


私はテレビというメディアを選択しません。時間と効率を考えるとネットの方が好きだからです(有効だからですとは言いません。あくまで個人的な趣味です)。しかし、おいらの田舎で感じたあの2つの知的な満足感を考えると、情報収集の方法というのは本当に難しいなあと感じます。とりわけ、最初のイブニング・ニュースの特集なんて、関西の放送局が6月に流したものだそうで、私の田舎――広島なのですが――でなぜ2ヶ月後に放送されたのか、東京では見れるのか、などはさっぱりわかりません。


ちなみに、これは私の検索が悪いのかも知れませんが、中東情勢をRSSで拾おうとしても日本語ではいいのがまったく見つからず、結局今使っているBBCを選択した、ということがありました。RSSがまだまだ使えないことが悩みどころです。ウェブも、私が思ったほど網羅的ではないのだと、少し思いました。もちろん、BBCもCNNも、万能でないことは承知しているのですが、ついでにFOXも見て双方の意見を取り入れる余裕など、到底ありませんし。