ニーチェを読む(振りをする)女

私の知り合いは何故かみんなしてニーチェを薦めてきます。何故?それどころか私のとる授業、私の読む本すべてニーチェを取り上げています。何故?そして、ある人が「フレアがあまりに強いとオゾン層が吹き飛ぶ」と言ったのが宇宙好きの私に詩を思い浮かばせたんで、最近私の心を引きつけてやまない東京タワーにかこつけた詩をネットで批評してもらったら、「あなたはニーチェと気が合いそう」といわれました。もう運命の糸で結ばれてるのね、性病オヤジさんと(笑)てなわけでニーチェの本を買いました。
「かりに真理を女と仮定してみよう――。どうであろう?すべての哲学者は、かれらがドグマの徒であったかぎり、この女をば理解しなかったと疑われてもしかたがなかったのではないか?」
……。
ああ、この一文でもうダメです。理解できません。無理です。私バカ。読解力ない。だれだよ翻訳したの。しかもこれは序で、本編じゃないんです。ゆってることはめちゃカッコイイけどかたい!読みづらい!『善悪の彼岸』じゃなくて『ツァラトストラかく語りき』が欲しかったのになかった。ばかー。