ふしぎ遊戯玄武開伝(5) だれか渡瀬さんに萌えって言葉の意味を教えたってくれorz

ふしぎ遊戯玄武開伝 (5) (少コミフラワーコミックス)

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最近なにを読んでも「これはヤバい」といってベタ誉めしてきたが、久々に本来の意味でヤバい作品を見てしまった。うーん、池野恋ときめきミッドナイト』や日渡早紀ボクを包む月の光』など、かつての名作少女漫画を作者自身が翻案・続編化するものがいくつか散見されるものの、その中ではましな方だと思っていたのに、もう駄目です。いえ、駄目駄目です。
何が悪いってキャラが悪い。たとえばふしぎ遊戯の朱雀七星士は鬼宿、柳宿、翼宿、星宿の4人が一応主人公の恋愛対象上に浮かび上がってきたわけだし(かといえども各々操られていたりTVだったりで、決して5角関係というわけでもなかった)、軫宿や張宿という地味目な七星士もそれなりの味を出していたと思います。更に敵である青龍の方も鬼畜・心宿や美少年双子角宿と亢宿 、淫乱房宿、ソフトサドの氏宿などなんだかよくわからない面々ながらかなりのインパクトがあって、あの頃は面白かったんです。それが今の玄武七星士となると、物理的にも肉体的にも6人中3人が捨てキャラなんですよ。だってひきこもり系小デブ童子にジンジャーマン型の石にオバハンの3人ですよ!?とにかくびっくりしました。そんでもって展開はデジャヴだらけ、残りの三人もらんまと雄飛と金髪なのに影薄い人で、なんだかなーって感じなんですよね。誰か、この作者さんに萌えってものを教えてあげてください。あと最近渡瀬さん●●●会員だということを知りますます微妙な心境。
もうバーチャル彼氏ネタは飽きた、と思った一冊。