人間のいかなる出来事も、ひとつの意識の枠内では展開されないし、解決もされない。そのため、ドストエフスキーは、ひとつの意識の中への融合・溶解や個別化の解消を最終目的とみなすような世界観に敵対する。いかなる涅槃もひとつだけの意識にはありえない…

土方：わざわざ死にに行くってのか？ 銀時：行かなくても俺ァ 死ぬんだよ 俺にはなァ 心臓より大事な器官があるんだよ そいつァ見えねーが 確かに俺のどタマから股間をまっすぐブチ抜いて 俺の中に存在する そいつがあるから 俺ァまっすぐ立っていられる フ…

言葉と態度にも似た爪とその横のささくれと乾燥した厚い皮膚を纏う手の先にある犬歯の上のバクテリアが住む靴のピンヒールの下の地面に寝転がるホームレスの絶望より暗い性格に裏付けられた険しい眉の山のしたに筆で書いたように通る怪訝な目が見つめるモニ…

冬ソナに興味がある私って面白いと思うけど。あと韓国は核爆弾つくっちゃダメ、ぜったい。 千ガロン紅茶つひやし夏にあふ幾つもの午後幾つもの午後 紀野恵 官吏のいない絞首台で 僕はうなじを気にしていた 上の短歌は佐藤弓生さんの日記より。下の言葉は詩・…

「頬撫でるくらいならここを刺してくれ。見つめりゃそれだけで解り合えるとでもいうのだろう？」「生まれてきたこの気持ちはどこに捨てよう？」「ハレルヤベイビー何で君はそこに立って顔作ってんの？全てに感謝してるみたいにツルッとした顔してるぜ」「い…