吉田秋生サイコウ2-3

ネタバレ注意、バナナフィッシュ未読者決して読むなかれ。
しかしながら、である。

「あいつ(英二)がそばにいてくれると…あいつの誠実さやあたたかさがどんどん俺の身体に流れ込んできて、俺を満たしてくれるのが分かった」(アッシュ・最終話)

なのである。ここでは当然、櫻の園、ひいては残神に共通する、性的トラウマ児の同性による自己回復がなされているのは、指摘するまでもないのだが、英二は彼にとって、支配するモノではなかったのである。ということは吉田秋生スレ110さんの「英二って理想的な母だよ。否定せず受け入れるし」をお借りすれば、アッシュは父権の支配から母的支配へと入っていったことを意味する…のかもしれない。しかし110さんのレスの全貌はこうである。

110 名前:花と名無しさん [sage] 投稿日:03/12/13 16:23 ID:???

>>106
救済かあ・・・。英二って理想的な母だよ。否定せず受け入れるし。
性的にアッシュを脅かさない存在ってとこは父性的でもある。
某女性エロ漫画家が「自分の女性性を認めたくないヤシが
よく使うキャラ」ってのにそういうの挙げてたの思い出した。

あきゃー!やっぱりここでも単純な二元論は通用しないのである。