あとがき・引き止める女

うーん例えばShallow Sleepには「そっと目を開けて辺りを眺めても風景画は There is no colour A courless landscape」という歌詞があるので、その辺とも絡めることが出来るのかもしれませんが、私の力量では無理でした。
SMILEの中にあるREVELATIONという曲の中では相変わらず「殻を脱がせ」とのたまっていますし、先行シングルのREADY STEADY GOは同じ仮定系*1でも丘の上に本当に君はいて会えるんだろうなって思える歌詞だし。道の歌だし。
そのかわり瞳の住人Spirit dreams insideの様な曲もあって、あまり触れられなかったSpirit dreams insideでは

Heading for the sun/Crossing oceans dry
My world spinning out of time /Won't somebody stop me? /I may be losing my way

といった面白い歌詞が散見されます。とりわけI may be losing my way。窓系信者として道系にダメージを食らわせようという目論みもあって。
今までの季節に置いていかれるとか君に届かないといった世界観を逆転させたComing Closerのような曲もあるし*2
ちなみに研究のための引用は法律で保護以下略。
 
hyde先生に求めることが一つだけあるならば
海、空、風、窓、道、届かない、会えたら、夢、翼、はばたく、鮮やか、彩る、色、太陽、日差し、木漏れ日
これらの言葉を一回禁ワードに設定して歌詞を書いてみたら面白いことになると思います、自分の書きたいものがハッキリするというか。
っていうより今回書いていてやっぱりヴォッキャブラリーの少なさは目につきました。SMILEの中のFeeling Fineにも「眠れない夜は君の幻が」っていう歌詞があってガックリ来ました顎が。わたくしは20年間生きて君の幻を窓辺に見たことなど一度もないのですがhyde先生は余程何度もご覧になっているようでやはり顔の美しい人は違うな、と。いや正直苦しい。

まぁこんな考察になにか特別な意味があるとは思わないし、そもそもhydeの世界観?それって何よ?って人がいっぱいいるだろう事は承知しているし、そして自分の意見が多くの人と合致はしないであろうこと、読みが過剰なこと、全部解っていてなお、言いたいことっていうのはあるわけで。
それが「REALは飛びすぎ」と「瞳の住人は名曲」の二つかな、それさえ理解していただければそれでよしとしたいと思います。
それでは最後に私の中で不動の1位であり続ける黄金の歌詞「白日」by GRAPEVINEをお楽しみあれ。
長い文章お疲れ様でした!
 
何か補足・反論・訂正などございましたらコメント欄にお寄せください。普通に謝ります。あと曲タイトルの大文字小文字とかは覚えていないので突っ込まないでくださいまし。

*1:君までー届けーきっとーあと少しー

*2:彼女が病死しそうな歌