手が切れる漫画が好き

暇人なもので。
私はスプラッタは嫌いですが少年魔法士のスプラッタは好きです。以下ネタバレるので白。今巻とってもびっくりしたのは、カルノが人魂の食べすぎで手足の制御権を失ってしまった――というところです。動かなくても自分に暗示をかけてP.K.で行動するカルノ。降り注ぐ灰と臓腑を失った愛する人のイメージ。そんなものを見せながら、ナギのスプラッタを見せユーハの家族をグチャグチャにするなるしまゆりのバランス感覚がとても好きです。カルノの肉への執着が、今巻またも生きてきている。すごいなぁ、と単純に思ったのでした(魔法士はそういうのが多いんですよね。「金髪の空飛ぶ女は誰かを思い出させるからだろ」とか。)
手足がどうにかなる、という漫画がとにかく好きなようで、実は銀魂10巻でも一番萌えたシーンは銀さんの腕がちょん切れるシーンでした(5回くらい次のページと行っては戻ってしてしまった)。ハガレンも今回切れていたし、今年は豊作です。鋼の錬金術師とかベルセルクみたいな義手もとっても好きだし、ヒソカとかチェイス(あ、24のね)みたいにドン!とぶった切られるのも好きです。SAWみたいなノコギリ切断とかむげにんみたいな繋がれて無理矢理切断は勘弁。
そんな私がオススメする手切れ漫画は22XX (白泉社文庫)です。手切れというよりは手切れに込められたメッセージが好きなんですよ。