あまりに手塚治虫文化賞に言及したいので更新

最近漫画賞に全然言及してこなかったんだけど(あっ医龍受賞おめでとうございまーす)手塚治虫文化賞は言及しますよ。何故なら萩尾望都様が審査員だから。そうさここは萩尾望都ファン日記さ!
手塚治虫文化賞は選考過程を見せる賞として発足して、最初の数回は大塚英志とその金魚の糞のニミタンが何故か審査員に名を連ねてるんだけど、どっかで決別したのかな?最近はまたメンバーが固定してきて、萩尾さんも3年目?です。
ちなみに萩尾先生は、第7回は『ブラックジャックによろしく』に4点、『ヒカルの碁』に5点、『百鬼夜行抄』に3点、『リアル』に3点をお分け与えになりました(超敬語)。
第8回は『ブラックジャックによろしく』に3点、『ヘルター・スケルター』に5点(素晴らしい)、『ONE PIECE』に4点、『リアル』に3点。
今回は、『PLUTO』『百鬼夜行抄』『リアル』に5点づつでした。
好みがよくわかる結果ですね。
 
さて、選考結果ですが……
ってうぎゃー!また浦沢直樹かよ!http://www.asahi.com/tezuka/
ってなわけで『PLUTO』が獲りました。読んでません(ヤバイ)。浦沢直樹はあんまりしっくりこないんです。『20世紀少年』も全巻フォローしているのですがさっぱり面白くなくて。相性が悪いんだと思います。すみません。
っておいー!『ヒストリエ』次点かよ!おめでとう!いや残念なのか!?とにかくあの漫画は凄い好きなので(あっけにとられたというのが正しい)、評価されていると知って嬉しいです。
 
まぁ、色々文句もあります。西原さんとか前の高野文子さん、いしいひさいちさんなどの作風は自分の守備範囲から逸れまくっているのでノーコメントなんですが(『ダーリンは外国人』1巻は読みましたよ!でも『ダーリンの頭の中』の帯、Vは下唇を噛まなくていいらしいってあたりまえでは!?)。
まず『舞姫テレプシコーラ』がなぜここまで評価されているのかさっぱり分からないです。バレエ漫画を超えた、と言いますが、これってバレエ漫画なんでしょうか。ただのアクシデント漫画という感じがしますけれど。今月号のダヴィンチ読みましたが(藤原竜也につられました)、手術の話ばっかしていて夢も希望もありません。かといえどもコレが現実かといえばそうでもないと思いますけど。以前『昴』にはいしかわじゅん氏の3点しか入らなかったのですが、私は『昴』こそ最高のバレエ漫画だと思います。理由は過去ログにあるので割愛。
それに『のだめカンタービレ』もとりわけ思い入れがありません。
じゃあ今掲載している少女漫画で何が面白いのか言ってみろよという話になりそうですけど……『少年魔法士』は神レベルなので置いておいて、他にあまり面白い漫画はないですね。続刊を楽しみにしているのは『杖と翼』『スキップ・ビート』くらいかなぁ。いくえみ綾は最近不思議ちゃんばっか描いているし。きらは中々面白そうな源氏物語を書き始めましたね。あと神尾葉子の新連載もチェックしなくては。。。
とにかく『PLUTO』は読まないとヤバイということはよく分かりました。読みます。