ワシのIQは130まであるぞ(入院しました 番外編)

なんでそんなこと言うの

難病(ここでは病名非公表)にかかって入院中であり、大脳の障害を特定するのにはIQテストが有効で、これから病気で大脳が萎縮したり病変ができたりすると、例えば計算だけとか、一部分だけの機能が阻害されてできなくなるからです\(^o^)/

つまり自慢でも釣りでもないです。これから加齢による影響より早く下落する可能性があります。有酸素運動などが大脳萎縮に有効と言われており実行してます。

大脳にバリバリ病変があるんですが、大脳はあんまり使ってないと言われており、小脳、延髄、脊髄などに比べると病巣があっても、身体症状に出づらいと言われています。そのためIQテストを受け、副産物としてIQが高いことが解りました。

どんな知能検査なの

田中ビネー式かWAISでないと測れないと言われており、WAIS-lllと思われます。午前1時間、午後1時間の2時間です。
http://www.nichibun.co.jp/kobetsu/kensa/wais3.html
算数は全問正解したようですが、時間制限がありませんでした。パズル組み立ても早い方だったようです。クイズなどは少なくとも3問は不正解を出したと思います。画像の完成というテスト(ドアノブのない扉を見てドアノブ部分を指すようなもの)も2〜3枚わかりません、と答えました。

IQ130って凄いの

一応130からがとても凄いと言われているらしいですが、全く実感がないためこの記事を書いています。
上位2.28%とかVery Superiorと言われているらしいですが正直シラネーヨ。

どんな人生を送ってきたの

あまり公表してませんでしたが大学は早稲田文で、早稲田の他学部や上智には落ちてます。
高校時代から勉強についていけなくなり、1、2年はあまり勉強しておらず、300人中200番くらいでした。3年になって勉強に目覚め、毎日頑張って30位くらいかと思われます(文理分かれたので不明)。東大に1人受かるか受からないかという半端な進学校
駅弁の公立大にも受かったんですが早稲田を選びました。文学部をもともと志望していました。
早稲田に憧れがあったので、満足ですし、良い大学だと今でも思います。卒論はコピペしてませんよ!
就職試験のSPIなどでの足切りも食らいまくってます。
今は大手ではない企業に就職して普通の人生を送ってます。

IQ130に思い当たる節は

敢えて言うなら、小中は勉強についていけないという感覚はあまりありませんでした。しかし極めて自己評価が低く、自分の文章、絵、歌声などが悉く嫌いでした。自分自身に対して完璧主義で批評家的目線を浴びせていました。大人になってなお悪化してます。
図書館に行って勉強したり、読書なども自然にしていたと思います。
高校生になってからは勉強も読書もあまりしなくなりました。今も本を読むのは遅いです。速読は出来ません。記憶力も人並みでしょう。
自分は頭がいい人というのは、林先生のように途中で受験勉強をやめたり、ホリエモンのように数ヶ月の勉強で東大に受かるような人だと思っていたのですが、自分は勉強しても上智に落ちたりしていたので、全然違うな、という感じでした。
敢えて言うなら、英語の勉強は3ヶ月くらいで形になって、結構しゃべれるようになってると思います。その3ヶ月は図書館と喫茶店にこもりっきりで泣きながら勉強していました。
やった・やらない全部載せ!TOEICリスニング満点までの道〜あるいは外人から帰国子女と間違われる方法〜はこの日記最大のロングテールコンテンツです。
学習哲学については英語が話せる・書ける・読めるようになるための3つの能力半年で英語が話せるようになった私の勉強法(ついでにTOEIC Aランクも実現)を参照してください。
ただ他の語学が得意かというと、大学の第二外国語含めあまり身になっていなくて、努力しないと身に付かないタイプのようです。
やっていくうちに、「何が足りない」「何が解っていない」「ここがポイント」ということは、比較的見えて来る方かと思います。つまり先取り型ではなく復習タイプです。今は医学の勉強をしていますが、予習も頑張ってるんですが一番感じるのは復習の大切さです。こういった視点の取り方は、大学時代評論を学んだ事にも生かされたと思います。

もっと若い頃に知りたかった?

親族など本当に一部の人ですが、この話をすると、「もっと昔に知っていれば、東大に行けたかもしれないのにねぇ、今更知ってもねぇ」などと言われます。
努力したけど東大に行けなかったのは上に書いた通りです。
若い頃に知っていて、もし唯一ポジティブな変化が起こっていたとしたら、もしかしたらですが医者になろうと思っていたかもしれません。精神科医かな。でもやっぱり文学徒かもしれないですね。病気になって医学にも興味が湧きましたが、ますます芸術が好きになりました。そのあたりは厄介そうな病気にかかった時芸術に助けられたに書いてあります。それに医者は、患者が悪くなったり死ぬのに立ち会わなくてはならないので、書かれた偽物の人生ですら自分に取り込んでしまう私の気性には向いていない気がしますね。理系の学問も苦手でした。センターIAは58点でした。
しかし、若い頃に知っていて、ネガティブな影響も十分に予想されます。東大に行こうとして落ちて挫折したり、仮に東大入っても、自分は努力して人並みなので天才と比べて落ち込んだりしていたかもしれないですね。私も最初は今更知っても時既に遅し、とい思いましたが、今は若い頃に知らなくてよかったなと思います。子供の頃、IQを測るけど伝えないことは正しいと思います。
病気になった時も、医者になるっていう選択肢のことを考えましたが、肉体の面では医学が必要でも、私の精神面には文学が必要だったと思いますし、やり直せるとしても文学部に行くと思います。文学部で一番感銘を受けた言葉は、ロシア文学の井桁貞義教授の、「罪と罰を読んで、ラスコーリニコフの事を、わたしだ、と思いました。“わたし”を物語の中に発見する事は、救いになります」という一言で、これは私の萩尾望都に相当し、私にとっての金言となっています。

ネットのIQテストやってみて

http://met.chu.jp/test/iq.htm
125点です。時間制限は無視しましたのでもっと低いでしょう。これとIQが相関しているかはわかりません。わからない問題もあります(特に設問12)。

なんかの間違いじゃねーの

自分も半分くらい信じていません。相性とか偶然の問題かと。残りの半分は試験時間が長くて色んな種類があったのと、具合悪すぎて主治医を呼びつけた時、開口一番「IQがめちゃめちゃ高いですね。130越えた人初めて見ました」と私の体調不良を無視してしきりに訴えていたので信じてます。でも50人に1人って結構多くない?

まとめ

IQは高くてもあんまり実感はないし、縛られないためには知らない方がよいです。
ブログにMENSA合格したと書いている人もいっぱいいるのでIQ130はそんなに珍しくはないはずです。自分はMENSA無理そうだな…。
人間どう生まれるかじゃない、どう生きるかよ。